freeeへ論理入社をした話
freeeへ論理入社をした話
はじめに
こちらの記事は転職ドラフト体験談投稿キャンペーンに参加しています。
20代も後半も入ったので健康を意識しようと思い、まずは発酵食品を食べるのを習慣にしようかなと、糠漬けのために糠を買った@dais0nです。コロナ下の3月から転職ドラフトを使い転職活動を始め、5月にヤフー株式会社を退社し、freee株式会社にエンジニアとしてJoinしました。
本記事では、転職のきっかけや、転職にあたって利用させてもらった転職ドラフトについて、また現在働いているfreee社について素直な感想を書いていきたいと思います。
転職のきっかけ
転職のきっかけは、ヤフーに新卒で入社してから約3年経ち、案件をこなすにしても、慣れによって特に悩むだったり新しく学ぶことが少なく、自分にとって少し快適すぎると感じていました。
快適環境に留まり続けるのは正直最高ですが、20代のうちはまだ何もわからんと頭を悩ましながら仕事をしていくのも良いかなと思っていました。
そして、社内の別のチームにいくか、会社を変えてしまうかと考えたときに、まずは転職活動をしてみて、自分の市場価値がどれくらいなのかを見てみようと。それから、転職するか社内の別チームにいくのかを考えても良いのかなと思って転職活動をはじめました。
結果転職をしたわけですが、前職には特に転職を決めるような不満はなく、楽しい3年間を過ごさせてもらいました。ここまで組織として成熟している会社はなかなかないと思うので、新卒として入れてエンジニアリングだけでなく、組織に関しても色々学ばさせてもらえたのは本当にラッキーでした。
転職ドラフトについて
転職ドラフトを使おうと思ったきっかけが、前職で転職活動をしてる同僚から、最終面接後のオファーで年収だったり、業務内容が不満で交渉をするために面接を重ねたり、それでも納得いかない場合は断ってしまったという話を少なからず聞きました。
自分にとっては働きながら転職活動をすることはとてもエネルギーが必要なことで、できれば自分の提示した条件を最後にひっくり返されるといったことは避けたいと思っていました。
転職ドラフトでは、ユーザーのレジュメを見た企業から最初に年収と業務内容(つまりオファー)が提示され、その後に採用面接が行われます。年収は転職ドラフトを通じオファーを行って採用した場合、年収の9割は保証しなければいけないというルールもあります。
そのため、採用面接では最初に出したオファーに適う人材かも見られています。そこまで価値がないと思われれば落とされるのですが、自分にとってそれは仕方のないことで呑み込めます。
またオファー内容から自分の市場価値及び、企業がオファーしている人材のレジュメが見れたりもするので、見ているうちに企業がどんな人材を欲しているかもわかったりするので、ひとまず登録してみるのもオススメのサービスです。
freeeについて
現在働いているfreee社は、オープンな文化で、日々新しい制度を試してみてたり、エンジニアも個人でガツガツ発信したりしてます。毎日スピード感があります。
入ってみて面白いなと思ったのは、マネージャはただの役割なので、上下関係はなく社員としては対等なものであるといったことが明言されていたり、マネージャも全員プレイヤーでガンガンコード書くプレイングマネージャです。そのため、上司と部下といった通常ある組織感が希薄だったことです。
開発に関しても、トップダウン的な案件もありますが、どちらかというとボトムアップで決めてスクラムでわいわい案件をこなしていったり、わりと自由に働けるのかなといった感じです。
個人の裁量でやりたいことをしたい!ガンガン働きたい!みたいなプレイヤーにはとても良い組織だと思います。
逆に、前職と比べて、組織的な部分がまだ未成熟で個人の能力に委ねられている部分が多く、組織や制度がしっかりしているのが好きな人はあまり向いていないかもしれません。
ここはfreeeに限らず、ベンチャー向いているかみたいな部分かなと思ってます。
論理入社について
自分はfreeeへは面接から、入社、業務までフルリモートで行いました。オフィスに行ったのも、開発メンバーに物理的に会ったのも入社からしばらく経ってからで、直属のマネージャとは入社から3ヶ月以上経った今でも未だに物理的に顔を合わせたことはありません。
論理入社
— dais0n (@dais0n_) 2020年5月18日
コロナが収束した後でも、働き方に関しては不可逆で、リモートで働くことが普通になると思います。論理入社世代として、リモートで入社して働き始める上で、自分なりにやったほうがよいんじゃないかなみたいなものを掴んできたので、最後に紹介できればと思います。
1. 定期的に雑談をする場を設ける
今のチームでは夕方に参加自由なティータイムを30分程度設定してもらっています。そこでコーヒーを飲んだりしながら何気ない雑談だったり、仕事の相談だったりをします。
物理だとなんとなーく会話が聞こえたりして、チームメンバーの人となりがわかったり、周りの人が相談したりしているのを見たり、生活リズムが把握できることによって、相談すべきタイミングを掴むことができます。
リモートだと、上記がほぼわからないので、最初は相談しにくかったり、変な遠慮をしてしまいがちになるかと思います。相談し、お互いの雰囲気をわかってもらう時間をとることで、リモート入社をする人も仕事がしやすくなるんじゃないかなと思います。
2. オンライン上に自分の席を作る
これは、常に常駐しているオープンなハングアウトの部屋などを作ったりするということです。これをすることで、なんか自分に用がある人はそこに入ってきてくれます。自分から話かけてもらいやすい環境を作ります。
あと、やはり見られているという意識は大事かなと思っていて、誰もがそこに入ってくるので、いつ見られても大丈夫なように気が引き締まります。自宅より、カフェだと集中力が上がる人っていますよね。それと同じ感じです。
弊社はremoを使ってるので、毎日出勤時にremoに入って同じ席についてるようにしています。
3. times(分報)で自分のことを発信していく
弊社はtimes文化があって、大体みんな自分のtimes_dais0nみたいな分報部屋をもっています。これは社内twitter的に機能していて、自分の諸々を垂れ流す部屋になってます。
このtimesの良い面は2つあって、まずは、困っているときに困っている内容とかを書き込むと誰かが助けてくれることです。例えば、なんだこのエラーみたいなことを書き込むと知っている人が、なんか今bugがdevelopに入ってるみたいですねみたいなことを教えてくれたりします。
もう1つは雑談とかぶるのですが、自分のことを発信し、趣味が似ている人と繋がれることです。〇〇さんのtimesで聞いた情報だみたいなのを個々のtimesにリンクしたりするので、割とtimesで趣味の合う人と繋がれたりします。チームを跨いでの交流はリモートだと難しく、課題の一つだと思うのですが、timesは一つの手段かなと思ってます。
この記事が転職ドラフト及び、リモート下での働き方の一助になれば幸いです。